貯蓄型保険は貯蓄型保険と名乗ってくれません。
我が家が入っている貯蓄型保険は3つ。3つもありました。
【我が家の貯蓄型保険】
1.学資保険
2人目の子にかけています。10歳まで払込で、18歳から4回にかけて受け取るタイプですがものすごく利率が低いです。利率目的というよりは、契約者死亡で払込免除になるのが魅力で生まれてすぐ加入。そのころは転勤で地方に住んでいて、赤子を育てる私には職もなく、社宅住まいで、明日夫が交通事故で死んでしまったらどうしようと、ものすごく不安だったのです。
2.個人年金保険
夫が独身の頃から加入しているもの。65歳まで払込で、65歳から75歳まで10年間で受け取るタイプ。長生きする気満々だね。職域セールスレディの言うがままに加入したのでしょう。定年が60歳なのになぜ65歳まで払込を選んだんだろう。
3.ドル建て終身保険(払済)
1人目の子が0歳のときに保険会社のイベント(足型と写真撮影)に参加し、その後まんまと加入。その頃の流行のドル建てタイプ。ドル建てが何か全くわかっていなかったが、選択肢がそれしかないため、加入。
その後転勤に帯同し、自分の収入が全くなくなったため為替によって毎月の支払額が変わることが不安に。また、専業主婦には高額な死亡保障だったためにやめたくなる。が、自分の個人保険も同時期に解約し13万円の損失だったため、払済へ変更した。払済を知らなかったため、個人年金もそうすればよかったのではないか?と思ったが、もう遅いし、戻ったお金で始めたNISAでプラスになったので良し。
医療保険は共済の最低限の、死亡保障は掛け捨てのに入っています。学費にジュニアNISA、老後に夫のiDeCoをかけています。保険を整理するなかで、個人年金と学資保険が不要だなと思ったため、やっと行動!
【貯蓄型保険の整理】
1.学資保険の解約
解約の電話済。あの頃は不安で加入したけど、今は持ち家があり、ジュニアNISAもある。よって学資保険は不要。少し損失が出るが、これ以上保険料を払い込みたくないため解約。損失分は、当時の不安だった頃に必要だった保険料だったと納得して解約。あれから6年経って、状況が変わり、不安が解消されたことが嬉しい。
2.個人年金の解約
iDeCoと役割が重複しているため解約。これから手続き。個人年金に加入した頃はiDeCoがなかった。保険も商品だから、10年前のものが古くなって時代とそぐわないことがある。iDeCo満額やっているので、個人年金もかけるのは老後に比重多すぎなため解約。夫が独身時代に支払っていた分については夫に戻すことで解約を了承してくれた。なんと、15年以上加入しているため、解約返戻金は元本割れしないようだ。15年も加入しているのにあと20年以上払い込む契約ってすごいよね。
3.払済のドル建て生命保険
私の保険。こちらも解約してしまおうと思ってたんだけど、為替の影響で元本割れなし。(当時1ドル115円くらい)そうなると、死亡保障がしっかりした金額なので、このまままだ持っていても良いような気がする。現金が必要になるまでおいておこうか?NISA枠を使い切るのに足りないときに解約で良いかもしれない。
ということで、しばらくはこのままで持っていることにします。115円まで円高になる可能性は薄いでしょうし、勝つ可能性の高いドル資産であり、かつ、死亡保障がしっかりついている悪くない保険だからです。
たまたま円安に進んだためこのような結果になったに過ぎません。よく理解しない保険に入ったことは反省しなければです。子供が生まれたばかりで不安が大きかったのでしょうね。あと、昭和の親の影響で、子供生まれるイコール学資保険という刷り込みですね。それで学資保険に入ろうと意気揚々と保険会社に行き、当時売り出し中のドル建て終身保険に勧められるがまま入って帰ってきた、無知な主婦だったってわけです。
まだまだ家計の見直しは続きますが、あの頃より少しは成長できたのではないだろうか。
ずっと見て見ぬふりしていた貯蓄型保険のもやもやは、こちらの動画で確信に変わり、やっと行動できました。